アンドマは北米市場での勢いを逆転させるために北米の新総裁を任命した

Sportalによると、アンドマ（Under Armour）はこのほど、北米企業の新社長にステファニー・プグリツァ（Stephanie Pugliese）氏を任命し、北米事業を統括すると発表した。

記事によると、今回の任命は9月16日から発効する。この新総裁は就任後、正式に会社のリーダーシップチームに参加し、最高経営責任者のパトリック・フリスク（Patrik Frisk）氏に直接就任する。

普格利策氏はこれまでアパレル小売業界で25年間の経験を持ち、ドリス・トレーディング・カンパニー（Duluth Trading Company）の社長兼最高経営責任者を務めてきた。

今年7月末、アンドマが発表した2019年度第2四半期の財務報告によると、国際事業の売上高は前年同期比12%増の3.39億ドル、北米地域の売上高は同3.2%減の8.16億ドルだった。今年の第2四半期、会社の純損失は1730万ドルに達し、以前より減速したが、情勢は楽観的ではなかった。

今年4月30日、アンドマ北米支社の前社長ジェイソン・ラローズ（Jason LaRose）氏が正式に退職し、その後もフリスク氏が兼任していた。今回の任命で豊富な経験を持つプグリツァ氏は、北米市場での勢いを逆転させることを目指しているが、効果がどのようになるかは検証が必要だ。